毎日何気なく使用しているドライヤーですが、かけ方や使い方によって髪にかかる負担や、まとまり方は変わってきます。

 

実際に当店のお客様にも、ご自宅で大切にしていただきたいケアのひとつとしてご提案させていただいております。

 

今まで常識とされていたドライヤーのかけ方も、少し視点をを変える事ができれば皆さんの普段のお手入れも劇的に変わるかもしれません。

 

本日から誰にでもできるドライヤーのかけ方を【５つ】ご紹介させていただきます。

 

ロリポップのお客様にもレクチャーさせていただいている方法ですので、ご参考にしていただけましたら幸いです。

 

頭皮をこすりながらのドライヤーが一般的ですが、髪だけをしっかり乾かしてあげた方が早く綺麗に乾かせます。

 

根元や頭皮はごしごしこすらずに乾かしてください。 

 

髪を持ち上げながら上から下(根元～毛先)に向かって髪だけ乾かします。

 

特にフェイスライン(お顔周り)の根元をしっかり乾かしてあげる事で、対面した相手に良い印象を与える事ができます。

根元から毛先まで、ドライヤーに風を均一に当てましょう。

 

根元だけを乾かしすぎたり、毛先だけを乾かしすぎたりしてしまうとダメージの原因になりますので注意しましょう。

 

このときのポイントは、上から下(根元から毛先)に向かって一定のリズムでドライヤーを上下させながら乾かしてあげる事です。

 

根元から毛先に向かって５秒間隔でスライドさせながら乾かします。

ドライヤーをかけるお時間の目安ですが、ショートヘアーで５分、セミロングで１０分、ロングヘアーで１５分が適切なお時間になります。

 

お風呂上がりはよくタオルで水分を拭き取り、お風呂から出てすぐのタイミングで乾かして下さい。

 

髪が濡れたまま寝てしまったり、そのまま長時間放置してしまいますと、髪の内側から栄養分が流失してしまいますので、シャンプー後はできるだけ早めに乾かしましょう。

 

このとき、必用に応じてドライヤー前に洗い流さないトリートメントを使用してあげるのもよいと思います。

頭の丸み、ご自身の生え方に沿って乾かしましょう。

 

ドライヤーは斜め４５度の角度で根元～毛先に向かって乾かします。

 

当店では、お客様の骨格、頭の丸み、生え方に合わせてカットさせていただいておりますので、そのまま乾かしていただければそのまま形が綺麗に仕上がるようになっております。

 

※店舗によってカットのこだわりは異なりますので、当店以外でカットをされている方はカットのポイントと一緒に乾かし方も担当の美容師さんによくレクチャーしてもらいながら、この記事をご参考にしてみてください。

 

ドライヤーの風を当てる方向を間違えてしまうと、頭が四角く見えてしまったり綺麗にまとまらなくなってしまう事もありますので、方向と角度はっしっかり意識しましょう。

 

また、夜しっかりドライヤーで乾かした状態で就寝する事により、寝癖などの予防にも繋がり朝のお手入れがとても簡単になりますので、是非実践してみてください。

 

さてここまで来たらいよいよ仕上げになります。

 

もう少し乾かした方がよいかな？と迷ったタイミングで冷風に切り替えます。目安は９割以上乾いた状態です。最後に仕上げで１～２分程度冷風を当てて仕上げます。

 

冷風は髪の表面(キューティクル)を閉じ髪内部に補修したトリートメントを閉じ込めてくれる働きをします。

 

殆どのドライヤーはスイッチ一つで簡単に冷風に切り替わるタイプの商品だと思いますが、もしお手元のドライヤーに冷風機能が装備されていない場合は、何でもよいので冷風に切り替わるドライヤーに買い換えてあげると良いでしょう。

いかがでしたでしょうか？

 

ドライヤーで大切なポイントを【５つ】ご紹介させていただきました。

 

【１】髪だけを乾かす※重要

【２】根元～毛先までを均一に乾かす

【３】最適な時間とタイミングで乾かす

【４】乾かす方向と角度

【５】温風～冷風に切り替えるタイミング

 

この５つを意識していただくだと髪がまとまりやすくなりますので、ご参考にしていただけましたら幸いです。

 

また、髪質改善をするためには高級ドライヤー(３～５万円)を使用した方がいいですか？

 

とのご質問をよくいただくのですが、どちらでも構いません。

 

今回の記事でもお話させて頂いたように、ドライヤーは値段より使い方の方が大切になります。

 

使い方、乾かし方次第で綺麗にまとまるかどうかも大きく影響します。

 

今日からでもすぐにでも始められる内容ですので是非、実践してみてください。